2007年05月 アーカイブ

DMP8623ATXファームウェアについて

前回、チップベンダー、シグマデザインズについて少々長めにご紹介しました。
今回はDMP8623ATXのファームウェアについて、述べたいと思います。

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BayCraftキットシリーズのコンセプトの補足の補足

先だって、BayCraftキットシリーズのコンセプトの補足として、DMP8623ATXの心臓部であるチップベンダー、シグマデザインズについてメインサイトでご紹介しました。
スペースの都合で語り尽くせなかった部分を、こちらのブログに掲載することにしました。
一部内容が重複しておりますので、予めご了承下さい。

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【DMP8623ATX】シリアルコンソールでの制御

今回できるようになること:リモコンを使わずDMP8623ATXをコントロールする

こんなニーズに最適:パソコンからDMP8623ATXの各種機能を制御したい

DMP8623ATX以外に必要となるもの:シリアルクロスケーブルおよびtera Termなどターミナル(シリアル接続アプリケーション)ソフトウェア
  ※DMP8623ATXはATX準拠のケースに収められ、モニターおよびスピーカーに接続されている状態であることが前提となります。

作業手順

  1. シリアルクロスケーブルでパソコンとDMP8623ATXを接続します。
  2. パソコン上でターミナルソフトウェアを起動します。
  3. ソフトウェアの設定で通信速度を最大(115,200)に設定します。
  4. DMP8623ATXを起動します。
  5. ターミナルソフトウェア上に起動ログが表示されます。
    Tips ログが文字化けしているようでしたら、使用フォントを変更して下さい。
  6. 基板上のJ21のジャンパーをUART=1に変更します。
    J21
  7. ターミナルソフトウェアからリモコンコードを"code=xx"と入力します。
    Tips コード表は下記をご参照下さい。(画像をクリックすると拡大画像が開きます)
    DMP8623ATXリモコンコード表
    Tips 起動ログが必要なければ、基板上のジャンパーを最初からUART1にしておいても問題ありません。

次回はMEDIA SERVICE PORTALについて掲載予定です。

【DMP8623ATX】ネットワーク経由でのコンテンツ再生

今回できるようになること:パソコンに保存したデジタルコンテンツをLAN経由で再生する

こんなニーズに最適:パソコンに保存しているデジタルコンテンツを他のメディアに移すことなく手軽に再生して楽しめるようにしたい

DMP8623ATX以外に必要となるもの:LANケーブルおよびHUB
  ※DMP8623ATXはATX準拠のケースに収められ、モニターおよびスピーカーに接続され、リモコンにより操作できる状態であることが前提となります。

作業手順

    <有線で接続する場合>
  1. デジタルコンテンツを保存したパソコンに付属のCD-ROMからアプリケーションソフト『Medicon』をインストールします。
  2. HUB経由でDMP8623ATXとパソコンをLANケーブルで接続します。
  3. DMP8623ATXとパソコンを起動します。
  4. ネットワーク上にMediconソフトウェアをインストールしたパソコンを認識すると、モニター画面にMediconアイコンが表示されます。

    Tips アイコンの種類
    connect.jpg接続中  active.jpg 動作中  inact_s.jpg休止中
  5. Mediconアイコンをリモコン操作により選択すると、パソコン内に保存されているフォルダおよびファイルが表示されます。
  6. ファイルを選択することで再生が始まります。
    Tips TOP画面下方に表示される「edit」ボタンをリモコン操作で選択すると、パソコンの名前を編集することができます(名前に使用できるのは半角英数のみです)。

    <無線LANで接続する場合>
    ※別途PCI接続の無線LANカードをご用意いただく必要があります。
     (弊社ではコレガ社のCG-WLPCI54AG2で動作確認を行っております)
  1. 無線LANカード用PCI拡張スロットに無線LANカードを挿します。
  2. リモコンの設定ボタンを押して「WiFi Setup」を選択します。
  3. 「現在の設定」を「有線」から「無線」に変更します。
  4. システムリブート(再起動)を要求されますので、OKを選択します。
  5. 再起動後、同じくリモコンの設定ボタンを押して「WiFi Setup」を選択します。
  6. 利用可能なネットワークが表示されますので、設定されているアクセスポイントを選択します。
  7. SSIDを自動で取得されますので、必要に応じてセキュリティの設定を行います。
  8. 「保存」アイコンを選択すると、画面下方に電波状況が表示されます。
制限事項
  • DMP8623ATXとパソコンは同一セグメントのネットワーク上にある必要があります。
  • 対応フォーマットの拡張子を持つファイルを表示します。動画・音楽・静止画は自動的に分類されませんので、保存時に整理されることをお勧めします。

次回はシリアルコンソールからの制御について掲載予定です。

【DMP8623ATX】スタンドアロンでの使い方

デジタルメディアプレイヤーボード「DMP8623ATX」は、自作キットとして自由な発想で使っていただくことをコンセプトにしています。
ただ、自由な発想にも基本的な使い方は必要ですので、これから何回かに分けて使い方ガイドを掲載していきます。

今回できるようになること:HDDやフラッシュメモリメディアに保存したデジタルコンテンツを再生する

こんなニーズに最適:パソコンに保存しているデジタルコンテンツを手軽に再生して楽しめるようにしたい

DMP8623ATX以外に必要となるもの:IDE接続のHDDもしくはUSBカードリーダーとカードリーダーに対応するフラッシュメモリメディア
  ※DMP8623ATXはATX準拠のケースに収められ、モニターおよびスピーカーに接続され、リモコンにより操作できる状態であることが前提となります。

作業手順

    <HDDから再生する場合>
  1. IDE接続のHDDをDMP8623ATXに接続する前にパソコンに接続します。
  2. FATもしくはFAT32の1パーティーションでフォーマットします。
  3. DMP8623ATXで再生するデジタルコンテンツを保存します。
  4. HDDをパソコンから外し、DMP8623ATXに接続します。
  5. DMP8623ATXを起動します。
  6. モニター画面にHDDアイコンがボリューム名で表示されます。
  7. HDDアイコンをリモコン操作により選択すると、HDD内に保存されているフォルダおよびファイルが表示されます。
  8. ファイルを選択することで再生が始まります。
    Tips ファイル選択時に「決定」ボタンを押した場合は、選択したファイルのみ再生します。
         「再生」ボタンを押した場合は同一フォルダ内のファイルが一括再生されます。

    <フラッシュメモリメディアから再生する場合> 
  1. フラッシュメモリメディアをDMP8623ATXに接続する前にパソコンに接続します。
  2. FATもしくはFAT32の1パーティーションでフォーマットします。
  3. DMP8623ATXで再生するデジタルコンテンツを保存します。
  4. USBカードリーダーをDMP8623ATXに接続します。
    Tips USBハブは利用できません。直接接続してください。
  5. DMP8623ATXを起動します。
    Tips 起動時、カードリーダーにメディアを挿入していると正常に起動しない場合があります。メディアを抜いて起動してください。
  6. カードリーダーにメディアを挿入します。
  7. モニター画面にカードリーダーアイコンが表示されます。
  8. カードリーダーアイコンをリモコン操作により選択すると、メディア内に保存されているフォルダおよびファイルが表示されます。
  9. ファイルを選択することで再生が始まります。
    Tips ファイル選択時に「決定」ボタンを押した場合は、選択したファイルのみ再生します。
       「再生」ボタンを押した場合は同一フォルダ内のファイルが一括再生されます。
制限事項
  • 対応フォーマットの拡張子を持つファイルを表示します。動画・音楽・静止画は自動的に分類されませんので、保存時に整理されることをお勧めします。
  • USB機器からのデータ転送速度は、最大15~20Mbpsとなります。
  • MP3ファイルの再生時に表示される画像を変更することはできません。
  • 静止画をフォルダ単位で一括再生すること(スライドショー)は可能ですが、BGMを付けることはできません。表示間隔は設定可能です。

次回はネットワーク経由でのコンテンツ再生について掲載予定です。

気になるオプションキットの特徴を少しだけご紹介

先日発表しましたBayCraftキットシリーズのリリースにありますオプション製品について、多くのお問い合わせを頂きました。ありがとうございます。
そこで、開発途中ではありますが、その特徴を少しだけご案内いたします。

電流帰還型ディスクリートステレオアンプキット
電流帰還型回路を採用し高音質を目指したパワーFETステレオオーディオアンプキットです
回路の特徴
1.DMP8623ATXのリモコン操作と連動可能な音量調整
2.終段パワー素子には UHC-MOS の2SJ215/2SK1297を採用予定
3.ドライバー段のバイアス設定で終段パワー素子をトランジスタにも変更可能
4.独自の帰還方式により、終段素子のみnon-NFBの回路変更も可能
 予価14,800

オーディオ用DC-DCコンバータキット
スイッチング電源やATX電源のノイズを除去しながら12Vを正負20Vに変換するキット
回路の特徴
1.アナログ電源用±20[V]、±5[V]と、デジタル電源用+5[V]、+3.3[V]の4系統
2.入力電源のノイズを可能な限り遮断する為、絶縁型のDC/DCコンバーターを採用
3.独自のGNDパターンにより、排除が難しいコモンモードのノイズを低減
4.オーディオアンプに特化した安定化回路を採用
 予価9,800

ASRC-DAコンバータキット
入力信号を24bit/192kHzにアップサンプリングしてDA変換するASRC機能搭載
回路の特徴
1.ASRCチップには、TIのSRC4192を採用
2.SOP-DIP変換基板により、1ビットD/AやマルチビットD/Aのコンバーターをソケット単位で交換可能
3.高速フォトカプラによる、デジタルオーディオ信号のアイソレート
4.I/Vアンプの周辺回路は、マルチパッドのスルーホールになっているのでオーディオに特化した専用部品も実装可能
 予価19,800 → DA501(29,800円)となりました。

デジタルサウンドコントローラキット
トーンコントロール機能、音程コントロール機能、エコー機能搭載
回路の特徴
1.サウンドコントローラにはヤマハのYSS915を採用
2.コントロール制御にはMicrochip社のPIC16F88を採用、可変内容をユーザーが独自にカスタマイズ可能
3.オプションの部品を追加することで、マイクエコーやLINE入力からの単独動作も可能
 予価12,800 → SC501(29,800円)となりました。

 ※以上の仕様、価格は企画段階のものであり、販売時点で変更される可能性があります。

これまで発表した以外にも様々なオプションキットを企画中です。一部をご紹介しますと、

アナログメータキット
 (発売予定)
 価格未定

リモコン対応電子ボリュームセレクターキット
 (発売予定)
 価格未定

スイッチパネルキット
 (発売予定)
 価格未定

高画質RFコンバータ・チャンネルチェンジャ
 (発売予定)
 価格未定

何に使うものか分からないようなものもありますが、また内容が固まってきましたらご案内する予定です。
楽しみにお待ち下さい。