SC501の基礎知識

これまでDA501、PW501と5インチベイキットの2製品について、ピュアオーディオの構成の中で各製品の役割と特徴をご案内してきました。
今回ご案内するSC501は、ピュアオーディオの基本構成とからは若干はずれたものとなります。

SC501のブロック構成はDA501と似通っています。
外部からデジタル信号を取り込むDAI部、デジタル信号をアナログ信号に変換して出力するDAC部は共通です。
SC501では、この間にサウンドコントローラー部を搭載しています。DA501ではASRC部となっていた部分です。
つまり、SC501は、DA501でアップサンプリングという機能を果たしていた部分を、そっくりサウンドコントローラチップに入れ替えている形になります。

よって、SC501も、デジタル信号を出力するプレーヤ(トランスポートもしくはパソコン)とオーディオアンプの間に入って、オーディオ信号をデジタルからアナログに変換し、その過程で信号に加工を施すものとなります。

そのSC501の肝であるサウンドコントローラチップはYAMAHA製のYSS915です。
このチップ自体はカラオケ機器などに採用されており、エコーやキーコントロールといったカラオケでお馴染みの音声加工を行うことができます。
カラオケ以外にも音楽用に低音やサラウンド効果など多彩なサウンド加工のファンクションを備えています。
SC501では、YSS915の多彩なサウンド加工の機能を音色の変化として自由に楽しんでいただくことができるものとして、サウンドコントローラキットと名付けています。

デフォルトでは、キーコントロール、エコー、Treble、Bassの4種類を可変パラメータとして4つのVRに割り当てています。
それぞれのパラメータを上下させることで、音色の変化を調節し、楽しむことができるようになっています。

これだけでも十分な音色の変化を楽しむことができますが、コントローラチップの性能をすべて引き出しているとは言えません。
SC501では可変パラメータをMicrochip Technology Inc.製ワンチップマイコンの16F88から制御しています。
このPICマイコンを書き換えることにより、異なる可変パラメータを割り当てたりファームウェアの機能拡張を行ったりすることができます。

PICマイコンの書き換え自体は、市販のPICライターなどを使って行っていただく必要がありますが、その際に必要となる設定上の値などはマニュアルの中に入れています。
書き換え作業に自信のある方は、是非新しい音作りにチャレンジしてみてください。

また、最初に述べましたようにDAI部とDAC部はDC501と同じく、ソケットで基板に取り付けるようになっており、手軽に取り替えられるようになっています。
オプションのソケットに取り替えて音質を確かめながら、組み合わせを楽しむことができます。
まだオプションは正式発表できませんが、こちらも楽しみにお待ちください。

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